昨日は工場見学の様子を書きましたが、
今日はその裏話。
↑収穫直後の海苔。
見学日の前日まで天気が安定せず
社長さんともお話しながら
もしかしたら生海苔の見学は難しいかも!?
と実はギリギリまでドキドキしていました。
え?
工場内だから雨でも関係ないと思いますよね??
違うんです、
海苔の品質は天気や気温、潮の満ち引きや海の様子にも大きく左右され
大雨だと収穫に出れないし
状態が悪ければ収穫はしないとのこと。
仕入れ先は信頼のある農家さんのみで
収穫してすぐトラックに積み
2時間かけて工場に運ばれてくる生海苔にこだわっていて、
冷凍保存は一切なし。
なので
天候に恵まれないと入荷はゼロとのことなんです。
またここから面白くて
完成の味は生産者さんの性格によって違うみたい!
海の中でゆっくり育てるタイプの人
(量は多いけど病気になる確率が高い)
なるべく若い段階で収穫するタイプ、
(病気のリスクは減るけど収穫量は減っちゃう)
などなど
その方達の性格合ったスタイルで収穫されるので
育ち方によって味が変わるそうです。
たくさんの生産者さんから話を聞く中で
一番信頼をおけると感じた宇佐市の松本さんから全て仕入れをお願いしている社長さん。
決め手は、
太陽と寒風にあてることを繰り返しながら
なるべく自然の方法で健康な海苔を育てることにこだわっている、
というところが魅力だったそうです。
こんな話を聞くと
スーパーに並ぶ海苔を見ながら
「あら、この海苔はどんな人の手で育ったのかしら・・・・」
とついつい立ち止まる癖がついてしまいました。
私はこれまで野菜の農家さんの世界しか知りませんでしたが
鶴亀フーズさんと出会ってから、
海苔に関わる漁師さんについて学び
イメージが一気に変わりました。
海の中なので
自然に任せていると思っていた海苔。
でも
魚をがメインの漁師さんとはまた違って
「海で育てる」という部分が
野菜と似たところがある事も知りました。
一番感じたのは
どんな食べ物においても
生産者さんは
自然と共に生きるカッコいい仕事だ!
ということ。
美味しいだけでなく
その背景にある想いや大変さなども
どんどん伝えていきたいと
改めて感じました。
↑工場見学楽しかったね!
工場見学は、
食べるだけではわからない部分が知れて
本当に貴重な機会ですね!
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大分市大字里2422番地の1
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